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三河油石の魅力2

末代物の砥石です

 三河油石は非常に減りに強い砥石です。

私がプロの研ぎ屋として使用していますが、

月に400~500本研いで2~3ヶ月に1度面直しをする程度です。

 つまりは、殆ど減らないのです。

料亭の板さんでも年に1回程度、一般家庭では5年に1回程度の面直し位の頻度になるでしょう。

それ位高強度な砥石です。

どれぐらい減らないのか?を強度計算した結果では、厚さ30ミリ30切りの三河油石で

HRC硬度65のハイス鋼の包丁を毎週3本研ぐとした場合で、完全にすり減って無くなるまでに

およそ4800年掛かるという計算に成りました。

​まともに減る様な砥石ではありません。

 お客様の中には「高い!」と言われる方も見えますが、すぐにダメになる安物の砥石を買い換えるお金と、一生に数万円で済む砥石、どちらが高いのか?良く考えて下さい。

​コストパフォーマンスはかなり高い砥石だと思います。

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